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2014
05.05

それは5月1日だった。*3

Category: 家族のこと。
続きです。

4月6日の入院以来、日に日に食欲も気力も無くなり、ほぼ寝たきり生活になった父。
わたしや孫のはぁちゃん、きぃちゃんが面会に行くと笑顔を見せたり手を振ったりするけれど、衰弱は否めませんでした。

病院での治療がない中、退院後のことも考えて、介護保険の申請をしました。

4月21日(月)
役所から審査のための面会がありました。
主治医の話では、今の父の状態では、ほとんどベッド上の生活なので、高い介護レベルになるだろうとのことでした。
介護保険審査には1ヵ月くらいかかるだろう、と伝えられました。

4月27日(日)
長女はぁちゃんのピアノの発表会がありました。
終わってから、家族で父の病院へお見舞いへ行きました。
はぁちゃんの発表会の演奏のビデオを見た父は「お~~~!」と感心していたそうです。
わたしはその時買い物に行っていたので見ていませんが。

お見舞いに行くと、父は、いつも唸るような声を出して辛そうではありましたが、「大丈夫」と言っていました。

4月30日(水)
ダンナはお休みで、子ども達は学校から帰って、習い事に行ったり、家でのんびりしたり。
わたしは買い物に行ったり。

夕方、母から「病院に来て」と連絡がありました。
「(父の状態が)なんか、すごく悪くなっている。ずっとうーー、うーー、って唸っている。」と。

長女はぁちゃんの空手の稽古が終わってから家族で父の病院へ行きました。
20時少し前くらいだったと思います。
母の言う通り、間断なく「うーん、うーん、」と唸っていましたが、対応はしっかりしていて、
「しんどいの?どこか痛いの?」と聞くと、
「ううん。痛くない」と答えます。
20時30分くらいに、「じゃあ、帰るね。また明日来るね」というと
「おーー、はいはい」と返事しました。
はぁちゃんが、
「またね」と言うと、「はい、じゃあね」と言って手を振りました。

5月1日(木)
わたしはなかなか眠れず、夜中、久しぶりにブログの更新をして、お風呂に入って、もういい加減寝なきゃ、と思っていた午前3時10分ごろ。電話が鳴った。
母から「病院に来て!!」と。

急いで車を走らせました。夜中なので混んでいることもなく。
病院の前に着いたのが3時30分。

深夜なので、父の病棟の自動扉は閉まっていて、チャイムボタンを押すと「カチャ」っとすぐ施錠が解除された。
病棟に行くと看護師さんがすぐ来て、「こちらです!」と案内してくれました。

前夜にお見舞いに行った大部屋とは違う個室に案内され、入ると、母が、「3時20分だった」と言いました。

・・・間に合わなかった。

どこかで「まだ大丈夫だ」と思いながら来たのだけれど…。

間に合わなかった。


わたしが着いた時、まだ酸素マスクを着けたまま、酸素機器も作動したまま父は眠っていました。

母は、わたしが着くまで、酸素を止めないでと、お願いしたようでした。
「でも、だんだん冷たくなってきっちゃって・・・」と母が言いました。

母はそう言っていましたが、
わたしがさすった父の手は、まだ少し温かく、父はただ眠っているだけのようでした。

見つめていると、喉や胸のあたりなど、大きく呼吸をして動きそうな気さえしました。

けれど、もう、動かないのです。

父は死んだのです。


誰にでも来るその日。
最期の日。
父のその日は、2014年5月1日でした。


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コメント
お父様残念です。
痛みや苦しみのない今まで通りの生活を長く過ごして欲しい、ってぽめさんおっしゃいましたね。
可愛いはぁちゃんきぃちゃん、ご家族に囲まれ、お父様の最期までの日々が安らかであったこと、願わずにはいられません。
いつかお父様と再会するときは胸を張って、私も一生懸命生きました!と報告できる様にね、ぽめさん。
お母様もぽめさんもお疲れではないですか?

ひろのdot 2014.05.07 12:05 | 編集
ひろのさんへ

コメントありがとうございます。
逝く人も、見送る人も、ひとつも悔いなく、ということはないけれど、数か月でも心の準備と整理が出来たことは良かったと思います。
亡くなる数時間前にダンナや子ども達も会いに行って話も出来たし(ダンナが休みというのもとても貴重でした)、父も最後は腹水がたまって少し辛そうでしたが、長く痛みや苦しみを抱えることもなかったようでした。

最近、周りにも親を亡くした同世代の人が多いです。
そういう歳になってきたんだな、と感じます。

本当に、いのちのことを考える機会がとても増えました。
大切に生きていきたいです。
ぽめdot 2014.05.09 10:09 | 編集
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