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2014
05.08

ありがとう、ありがとう、さよなら。

Category: 家族のこと。
5月1日の未明に父が息をひきとってから、病院で体をきれいにして、着替えさせてもらいました。
葬儀屋さんに連絡し、父を実家まで連れて来てもらいました。
父が母と一緒にリフォームした元仕事場だったところに寝かせました。

そこまで終えると時間は朝の6時を過ぎていました。
わたしは子どもたちの学校の準備もあるし、この日はハーセプチンの予定もあったので、一度自宅に戻ることにしました。
実家から自宅への道を車で走りました。

わたしが今の自宅に住み始めてから10年以上。
父は何度となくこの道を運転してわたしの家にやってきました。
孫であるはぁちゃんやきぃちゃんは暇になると、わたしが気づかないうちに勝手に実家に電話して
「じいちゃん?(遊びに)行っていい?迎えに来て!」
「いいよ~、行くよ~」
って具合でいそいそと迎えに来て連れて行きました。

朝、突然わたしの家のチャイムが鳴って出てみると、父が来ていることも良くありました。
父は近所の畑を借りていて、季節ごとに少しの野菜を作っていました。
「実家ガーデン」とわたしはよんでいましたが、そこで採れた野菜や、親戚から送られてくるお米、そして、はぁちゃんやきぃちゃんのおやつにお菓子や果物、アイスクリームをいっぱい車に積み込んで、いそいそとやって来るのです。

ほんの数か月前まで、そうやって来てくれていたのにな~。

もう来られないんだね。

はぁちゃんやきぃちゃんはじいちゃんがいつでも迎えに来て遊びに行かせてくれると思ってました。
持ってきてくれるおやつを楽しみにしてました。
トマト、きゅうり、おくら、キャベツ、にんじん、ホウレンソウ、小松菜、青梗菜、イチゴ、大根、ジャガイモ、玉ねぎ、長ネギ、なす…数えきれないくらい沢山の父の育てた野菜。いっぱい食べさせてもらいました。

父は木を扱う仕事の職人だったので、ちょっとしたものを木でいろいろ作ってもらいました。
20140508130113555.jpg
画像の左上の踏台は、10年くらい前に、小さいはぁちゃんが洗面台に届かないからと、作ってもらったものです。
だいぶ汚れてしまったけれど、今でもきぃちゃんが使っているし、背の低いわたしも高いところの用事に使っています。

まな板も作ってもらいました。
20140508130115b35.jpg
これは結婚してから二代目のまな板です。
父は木を削るための刃物を研ぐ砥石も使っていて、包丁はいつも研いでもらっていました。

実家にいるころから、わたしの使う包丁はいつもよく切れて、よその家などで使った包丁が自分の家のモノより切れなかったことにとてもびっくりしたことがありました。
父に研いでもらった包丁がどれくらい切れ味良かったかと気づきました。

きぃちゃんに
「電話しても、もうじいちゃんは出ないよ。迎えに来ないよ」と言うと、
「え”、やだ。」と言うきぃちゃん。
あたりまえじゃん。

はぁちゃんに
「もうアイスクリーム買ってきてもらえないよ」と言うと
「あー、そうだ。うん。」とうつむいて答えるはぁちゃん。
少しづつ実感するね。

わたしをきちんと育ててくれてありがとう。
はぁちゃんやきぃちゃんをたくさん可愛がってくれてありがとう。
わたしたち家族の為に、沢山いろんなことをしてくれてありがとう。

おつかれさま。
ゆっくり休んでね。
さようなら。

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コメント
お父様のご冥福を心よりお祈り申し上げます…

素敵なお父さまであり、とても良いおじいちゃんだったんですね。
ぽめさんちには、お父さまの温もりが一杯だね。
ぽめさん家族を見守ってくれてる事でしょう…

ウチの母はホスピスでその日を迎えたんだけど…
私も、その時に間に合わなくてね…
でも看護師さんが、今までの娘さん(私)の想いや行動をお母様は分かってくれてますよ。って…

なにかとお忙しいでしょうが、ご自身やご家族のお身体も気遣われて下さいね。
私の事で気が引けるのだけど…
ウチも当時5才だった娘が母の49日の後に熱性痙攣で意識が飛んだことがあって…
幼い体でも何か感じるとこがあって疲れたのかもって思ったから…

長文でごめんなさい…
合掌。


よーちゃんdot 2014.05.08 15:26 | 編集
このコメントは管理人のみ閲覧できます
dot 2014.05.08 17:04 | 編集
このコメントは管理人のみ閲覧できます
dot 2014.05.09 09:49 | 編集
よーちゃんさんへ

コメントありがとうございます。

よーちゃんさんのお母様も、大切なお孫さんや、よーちゃんさんへたくさん感謝して逝かれたことと思います。
幼いながらも娘さんなりにおばあさまの死を受け入れるのは、きっととても大変なことだったのですね。

通夜、葬儀告別式と、親戚も集まってバタバタしているうちは気が張っていましたが、落ち着くと、喪失感、というか・・・父がいなくなったことを実感しますね。

けれど、わたしの中にも、むすめ達の中にも、父はいるのだということも、同時に感じます。
大切に生きていきたいです。
ぽめdot 2014.05.09 10:26 | 編集
鍵コメMさん

コメントありがとうございます。

亡くなった直後はいろいろと忙しくて、人もたくさん集まって、気が紛れる部分もありますが、落ち着いてくるとじわじわと実感しますね・・・。

生きていると、見送らなければならない時もあります。
受け入れて、自分のいのちを大切に生きていきたいと思います。

いつも寄り添ってくれてありがとう。
ぽめdot 2014.05.09 10:34 | 編集
鍵コメSさんへ

コメントありがとう。
本当に、生きていると見送らなければならない時もありますね。
父もわたし達家族も、数か月ではありましたが、心の準備をする時間かあったことは救いです。
亡くなる数時間前に家族でお見舞いに行って話すこともできたし、後悔が全くないということはないけれど、少なかったと思います。

一週間以上がすぎて、少し落ち着いてくると、もういないのだと改めて実感しますね。
でも、わたしやむすめ達の中に父の血が流れていて、ずっと居続けているのだと感じます。
大切に生きていきたいです。
ぽめdot 2014.05.09 10:46 | 編集
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